
金【利食い先行が賢明なのか?】
7日のNY金相場は、米連邦公開市場委員会(FOMC・12月16~17日開催)の議事録で2006年以来初となる利上げに向かっている事が示唆された一方で、欧州中央銀行(ECB)は追加の景気刺激策を打ち出すとの見方が根強く、ドル買い・ユーロ売りが優勢となり、代替投資先としての金買いが減退し下落した。また、この日に発表された12月の全米雇用報告(ADP)民間就業者数が市場予想を上回り、労働市場の改善を示す内容となった事から、株高・ドル高が更に進行した事も相場を圧迫し4営業日ぶりの反落。中心限月2月限は前日比8.70ドル安の1,210.70ドルで取引を終えた。
本日の東商金日中取引は、NY安と為替相場の円安の強弱材料が交錯し、前日終値を挟んでの揉み合いで始まると思われる。その後は、NY金時間外取引と為替相場を眺めながら、明日の米雇用統計へ向けての調整色が強まる事となりそうである。利食い先行が賢明と思われる。
日中取引レンジ 4,610円~4,665円
東商一般大豆【ポジション調整の動きか?】
7日のシカゴ大豆相場は、引き続き降雨に乏しい南米産地での天候が支援材料となる中、ドル高基調や利食い売り圧力に押され、中心限月3月限は0.50セント高の1,056.25セントとほぼ横ばいで取引を終えた。
ファーム・フューチャーズ誌が農家を対象に実施した調査によると、米国の今年の大豆作付け意向面積は8,830万エーカーと、前年の作付け面積を4.9%上回る水準となった。
本日の国内相場は、12日に米農務省需給報告を控えている事と週末へ向けてのポジション調整の動きから、揉み合いと思われる。
日中取引レンジ 56,000円~57,000円
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