
金【為替相場を眺め、調整の動きか?】
26日のNY金相場は、サウジアラビアや湾岸諸国が対イエメンでの空爆を開始した事から、安全資産としての金買いが活発となり、7営業日続伸した。中心限月4月限は前日比7.80ドル高の1,204.80ドルで取引を終えた。
この日は、サウジアラビアや湾岸諸国が対イエメンでの空爆を開始し、アラビア半島で紛争が拡大するとの懸念から、安全資産としての金買いが入る中、為替市場で対ユーロでのドル下落が重なり、時間外取引で一時1,219.50ドルまで上昇する場面もあったが、その後はドル安の流れが反転した為、徐々に上げ幅を縮小した。この日、アトランタ連銀のロックハート総裁が「米経済は十分力強く回復力もある事から、明らかに異例な措置が続いたサイクルを抜け、より正常なサイクルへと移る事が出来る」と述べ、金融当局はドル相場を注視していると発言。為替相場に影響を与えた模様。
本日の東商金日中取引は、NY金は昨日の東京時間と同レベルではあるが、為替相場が円安となっている事から、買い物が先行する展開と思われる。その後は、調整の動きとなりそうである。
日中取引レンジ 4,585円~4,620円
東商一般大豆【揉み合いか?】
26日のシカゴ大豆相場は、引き続き南米産地の収穫の進展や月末に米農務省が発表する作付け意向面積報告が増加するとの観測などが圧迫要因となり、3日続落となった。ただ、輸出需要に回復の兆しが出た事などに下支えされた。中心限月5月限は4.25セント安の974.50セントで取引を終えた。
米農務省がこの日に発表した週間輸出成約高は50万5,800トンと、市場予想の10万~30万トンを上回った。
本日の国内相場は、シカゴ安と円安の強弱材料が交錯し揉み合いで始まると思われる。
日中取引レンジ 53,600円~54,300円
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